ウルトラマン。この五十年前に初めて放送された銀色の巨大ヒーローを知らない日本人はいない。たいていの男児は幼児期に夢中になり、一部は大人になっても夢中のままで、さらに子供が生まれて一緒に見ることでまた夢中になったりもする。いわゆる二世代三世代現象はこれからも連綿と続き、五十年後もまだウルトラマンは日本人のヒーローであり続けているだろう。かく言う出品者はウルトラマンの放送中に生まれた（より正確には「果てしなき逆襲」と「禁じられた言葉」の放送日の間に生まれた）わけだが、ということはつまり初放送時には間に合っておらず、再放送と児童書やフィギュアでウルトラマンに親しんだのだろう。ブルマアクの怪獣フィギュアを抱えた幼少期の写真がアルバムに残っていたりもする。出品者の場合は途切れることなく怪獣と怪獣フィギュアを愛し続けたが、それでも進学や就職や結婚や離婚や転職に伴う引っ越しの過程でブルマアクとポピーのキングザウルスは全部手放してしまった。まんだらけに二束三文で買い叩かれた屈辱が忘れられない。いやけして金額だけを問題にしているわけではなく、お前の玩具なんか（ひいてはお前の人生なんか）無価値だと断じられた屈辱なのだ。ああ、あの頃にメルカリがあればなあ、と思いながら、その後に買い集めたバンダイ中心に鋭意出品中なのであった。 そんなわけで初代ウルトラマンの登場怪獣のソフビフィギュアから、2000年代に新規造型されたバンダイ製レッドキング＆チャンドラーの対決２体セットに、マグラーを加えたミニソフビ３体合計５体セット（バラ売り）で出品。詳細の一覧は下記。体高を定規で直線計測。 ■どくろ怪獣 レッドキング　高16.5/奥17 ■有翼怪獣 チャンドラー　高17/奥12/幅17 ■ミニソフビ　レッドキング　高10/奥10 ■ミニソフビ　チャンドラー　高9.5/奥6/幅6 ■ミニソフビ　マグラー　高4/奥12 個人所蔵の現状品につき、写真参照の上、完品をお求めの方はご遠慮ください。